見上げてごらん夜の星を

      2017/01/05

大晦日。

 

小さい頃、月末を「みそか」って言うんだよ、と母におそわった。

「つごもり」とも言うんだよ、と母。

 

これが年末になると月末どころの話じゃないから「大」をつけて「大晦日」。

「おおつごもり」とも言う。

 

むかしっからよぉ、「おおつごもり」ってぇのは借金で首がまわんねぇあっしらのテエヘンな日ってこったよ。(なんか、江戸っ子になっちまった)

樋口一葉の小説にも「おおつごもり」という切ないお話がある。

年の瀬を迎えて借金を返せない事で繰り広げられるお話。

 

今も昔もおおつごもりを安泰に過ごせるって、庶民のささやかな幸せ。

 

 

その庶民A、アタシが大晦日に聞きたい曲。(急に音楽の話かい!、脈絡ないねぇ、)

それは・・・「見上げてごらん 夜の星を」

最近ゆずが歌うこの曲を聴いたけれど、アタシは原盤の坂本九の歌がいい。

 

見上げてごらん夜の星を
小さな星の 小さな光が
ささやかな幸せをうたってる

見上げてごらん夜の星を
ボクらのように名もない星が
ささやかな幸せを祈ってる

手をつなごうボクと
おいかけよう夢を
二人なら苦しくなんかないさ

見上げてごらん夜の星を
小さな星の 小さな光が
ささやかな幸せをうたってる

見上げてごらん夜の星を
ボクらのように名もない星が
ささやかな幸せを祈ってる

今年お亡くなりになった英六輔さんの名曲。

まだお若かった永六輔さんがどういうお気持ちでささやかな幸せを書かれたのか・・・。

 

夜に星を見ればいいんだよ。

貧しくても大丈夫・・・お金も何もいらない。

漆黒の空に光る星がささやかな幸せをもたらす。

 

 

昭和63年の坂本九さんの歌。

東京オリンピックの前年で、日本が高度成長の時代に入りかけた頃の歌。

アタシは小学三年で、子供ながらに(なんて優しいロマンにあふれた歌だろう)と心から思った。

子供ながらに胸のどこかがキュンとなる昭和の名曲。

 

今でもフッとした時歌っている事がある。

子供の脳みそに擦り込まれた歌詞は不滅だからいつでも歌える。

 

永六輔さんが亡くなって、またひとつ昭和が遠くなって、アタシの知っている昭和を ひたすら追い続けたいと思うけれど、時代が移り変わるって、さびしいなぁ。

 

 

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