男塾の歌から『日本夫婦の生き様』を考える

   

ユニクロにいる。

 

スカートを買おう。

バサバサとスカートのハンガーをめくっていたら隣のスカート列から男女の声。

 

ちらと横からその二人をウォッチィング。

 

年の頃はアタシとBOSSくらい。

いっぱい生きたね。

きっとご苦労も沢山してきたね。

ホントに申し訳ないけれど決してオシャレな部類に入るとは思えないよね。旦那様の土色のチェックのシャツと奥様のぐんじょう色の縦縞セーターはとてもフツーっぽよね。

 

(まぁ、アタシったら勝手な事思ってゴメンナサイ。ほんの少しも存じ上げないお二人なのに中年だぁ、苦労だぁ、オシャレじゃないだぁ!!?何言っとんじゃい!!おまえにそんな事言われる筋はねぇと きっとお怒りになるだろう。お二人 ゴメンナサイ。でも思うのは自由だしアタシの頭ん中はもう止まらない。子供は二人。3LDKのマンション住まい・・ま、そんな事はこの先全く関係ない。大事なポイントはこのお二人の会話。)

 

「ねぇ、こっちとあれとどっちがいいと思う?」

「そうだね、こっちの方がいいよ。この色はとても君に似合うよ。」

 

な な な な にーーー!!?君に似合うだぁ!!?

 

こんなフツーの代表みたいな旦那様の口から「君に似合う」ってセリフを聞いちゃった!

君に似合うってそんなカッコいい言葉がこの世にあったのか!!

アタシの中では死語だよ、それ。

 

ウチのBOSSだったら世の中が爆発しても絶対「君に似合う」なんて言葉は使わない。

せいぜい「どれ着ても変わり映えしないんだからとにかく早く選んだら!」とか、「どっちでも変わらん」。

こんな言葉を返してくるよ、キャツは。

 

一度でも「君に似合う」って言ったらどーーだ!!

 

つくづく思う。

言葉って大事。

 

似合ってなくても「君に似合うよ」などと言われたら嬉しくて、この先10年は愛してあげられる。

 

 

フツー代表の旦那様。

あなたのこの一言はとても素晴らしい人格者の証拠か、はたまた奥様を深く愛していらっしゃる・・・という事でしょうね。

 

場所は変わって今日のしょうゆ亭。

やっぱりアタシとBOSSくらいの年齢っぽいご夫婦がご来店。

遠くに見える第二駐車場からナント手をつないでいらっしゃった。

ほほえましいわぁ・・・。

ムリしてない自然体の手つなぎ。

お二人とも大人のシックな装いで外出だぁ。

当たり前のごとく手をつないでレストランに・・・。自然な振る舞いからは年輪を感じる。

このお二人はヨーロッパ風。

 

お帰りになった後BOSSに言う。

「ねぇ、アタシ達も手をつないでお出かけしようよ」

キャツは即答したね。

「アホか!介護してるように見えるからイヤダ」

アタシ達は・・・さびしい夫婦だわ。

 

強がってるのか照れてるのか、まったく可愛くない。

まるで男塾。

男塾塾歌

一、日本男児の生き様は 色なし恋なし情けあり

   男の道をひたすらに 歩みて明日を魁る

   嗚呼男塾 男意気 己の道を魁よ

[

二、日本男児の魂は 強く激しく暖かく

   男の夢をひたすらに 求めて明日を魁る

   嗚呼男塾 男意気 己の夢を魁よ

 

   嗚呼男塾 男意気 己の夢を魁よ

   嗚呼男塾 男意気 己の道を魁よ

こんな歌にとうとう行き着いてしまった。なんでやねん!!

 

日本男児の生き様なんてアタシはどーでもいい。

これからも心豊かに過ごしたいから、「夫婦」を考え直さなきゃ。

 

二組のご夫婦から温かさを頂いて、『日本夫婦の生き様』をちょっと考えたアタシでした。

 

 

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